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いぼや盛り上がったホクロの治療に用いられる炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)。このレーザーは赤外線領域(波長10600nm)の光を発生し、水に反応するという特徴を持っています。そのため照射された光の99%程は皮膚の中の水分に吸収されて、一瞬にして熱エネルギーへと転換されます。
つまり、炭酸ガスレーザーを患部に照射すると、熱エネルギーが起こって患部組織が蒸発・蒸散し、患部を切除することができるのです。多くは1度だけの照射で治療でき、傷痕が残ることもありません。
メリット
デメリット
ちなみに、新しい皮膚は赤みを持っていますが、2~6ヶ月程で解消されるので心配ありません。また赤みを持っている間はシミができやすい状態なので、紫外線対策をしっかりと行ないましょう。
色素沈着を予防するために内服剤や軟膏を処方してもらうこともできるようです。(※紫外線が強い5~8月の期間は、炎症後の色素沈着が心配なので炭酸ガスレーザー治療はおすすめできません。)
炭酸ガスレーザーは、イボ治療が成功すれば傷痕が残る心配もありませんが、もし失敗してしまった場合は、レーザーを照射した部分のお肌に凹みが残る可能性があります。また、凹みが残ってしまった場合には、傷痕として残りますが、さらに状態が悪化するとケロイド状になることも考えられます。
また、レーザーを必要以上に深く照射した場合には、治療後の赤みや内出血が目立つということもあり、これによってダウンタイムが長引く可能性もあります。赤みだけが残った場合は、施術後に少しずつ改善されていきますが、色素沈着でシミのようになってしまった場合は、改善されないこともあるでしょう。
1~3mm程度:2,000~10,000円
炭酸ガスレーザーの施術費用はクリニックによって幅がありますが、ほとんどの場合、3mm程度の施術で2,000~3,000円程度で設定されているようです。ただし、中には「ほくろへの施術1回が20,000~30,000円」などの価格設定になっている場合もあるので、検討しているクリニックによく確認してみてください。
炭酸ガスレーザーの治療費は施術する部位の大きさによって異なるため、当然、3mm以上になれば価格も比例して上がっていきます。目安としては、小さなサイズのイボへの治療が、3mm以内となることが多いようです。
しっかりと診察を行なった後、レーザーの予約をします。事前にしっかりとカウンセリングが受けられるので、治療を受けたら1ヶ月後に肌の状態を確認してもらいに行きましょう。
10,500nmのレーザー照射となっていて、多少痛みはありますが、麻酔テープや局所麻酔の注射も用意されているので、心配はいらないでしょう。
炭酸ガスレーザー以外にも様々な治療法が用意されているため、自分にとってぴったりの治療法を探したいと思っている方におすすめです。
局所麻酔を利用した治療を受けることができます。照射をする際にはしっかりと麻酔が効いているので、痛みの心配をする必要もないでしょう。
抗生物質と軟膏を取り入れながらセルフケアで治療も行なっていきます。イボの状態によっては何度か治療を繰り返さなければならないケースもあるので、そういったことも含めて相談してみてくださいね。
イボやほくろの治療だけでなく、皮膚科や美容皮膚科に関する様々な施術を取り扱っています。総合的に相談できるところを選択したいと思っている方も、納得できるでしょう。
院内はとても清潔で、安心して通うことができます。まずは納得いくまで相談してみましょう。
局所麻酔を行った上で治療をします。取り扱っているメニュー数が豊富で、駅からのアクセスが良好なのも嬉しいポイントですね。
特にイボの治療は何度か通うこともあるので、通いやすい位置にあるのは非常に重要な点だと言えるでしょう。診療時間が少し変則的なので、しっかりと確認した上で自分に合ったクリニックかどうか考えてみてくださいね。
一人ひとりに合った最適な治療法を考えてくれるクリニックです。オーダーメイド治療を行なっているので、自分の肌の状態をしっかりと確認してもらいたいと思っている方はぜひ相談してみてくださいね。