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京都市の美容皮膚科を
徹底リサーチしました!

京都市のおすすめ美容皮膚科5選
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公開日:|更新日:

京都でニキビ・ニキビ跡を治療するなら

京都でニキビ・ニキビ痕治療に対応する
おすすめの美容皮膚科3選

ニキビを治したいと思って皮膚科に行ったけれど、なかなか思うように治らないという経験をしたことはありませんか?ニキビの状態によって様々な治療法がありますが、基本的に保険適用の治療は、穏やかに効果が出るものだと考えていただければ良いかと思います。ここでは、早い効果が出ると評判の美容皮膚科を厳選して3院を紹介します。

【岡田佳子医院】

フラクショナルレーザーで
確実に綺麗になれる

岡田佳子医院

引用元:岡田佳子医院
URL:http://www.okada-keiko.com/

診療時間

保険診療時間
月・水・木・金/15:00~18:30
水/11:00~12:30・15:00~18:30
土/10:00~12:30
自費診療時間
11:00~14:00
休診日
日・祝日

所在地

京都都市下京区室町通四条下ル鶏鉾町480
オフィスワン四条烏丸 5F

フラクショナルレーザーで確実に綺麗になれる

こだわりを持って運営をしている岡田佳子先生

自分自身で「毒舌キャラ」と認めてしまっているところからも人柄が出ている先生です。パワフルな先生に治療して欲しいと願う人にはうってつけの先生です。
美容を追求する患者や悩みを解決したい患者に対して全力で対応できる環境を作りたいという思いから、皮膚科とエステティックサロン、そして美容外科を融合した新しい形の総合クリニックを展開しています。
2018年時点で開業24年目に突入した息の長い病院となっています。

ニキビ・ニキビ痕治療の特徴

フラクショナルレーザーは、肌に対するダメージが少なく施術翌日にはメイクもできるので、仕事をしている女性に人気のメニューです。
生理前にできやすいニキビを抑えるサプリメントや赤みを抑える塗り薬など数多くの治療法があります。早くニキビを治したい方効き目を感じられなかった方には、ニキビ菌を死滅させ赤みを抑える「単発的ニキビ光治療」がおすすめ。治療意外にも化粧品指導や食事指導などのサポート体制も万全なので、美容皮膚科が初めての方でも安心して通えるクリニックです。

ニキビ・ニキビ痕治療費用

フラクショナルレーザー 1ヶ所22,000円~(麻酔クリーム代込み)
ニキビ排出コース 1回(15分)15,950円/1回(5コまで)6,500円程度(殺菌パック、ビタミンC導入付き)
単発的ニキビ光治療 イオン導入や超音波導入付き/3,850円

岡田佳子医院の
公式サイトを チェック!

【ゆかり皮膚科クリニック】

注射からプラセンタ治療まで
幅広い治療を実施

ゆかり皮膚科クリニック

引用元:ゆかり皮膚科クリニック
URL:http://www.yukarihifuka.com/

診療時間

10:00~18:00
休診日
木・日・祝日

所在地

京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町79番地
ヤサカ四条烏丸ビル 4階

注射からプラセンタ治療まで幅広い治療を実施

スポーツ万能な皮膚科専門医・新保院長

特技は柔道で西日本医学部体育大会で個人優勝をした程の実力の持ち主です。また趣味はボルダリングとオフの日は活発に動いているようです。
もちろん医師としての腕は確かで、日本皮膚科医学会認定の皮膚科専門医として活躍をしています。女性だけではなくて、子供も男性、そしてご年配の方にも積極的な治療を行っており、誰もがキレイでありたいという気持ちを実行に移してくれている先生と言えます。
また、そのアクティブさ故に、相談するときもポジティブな言葉で対応をしてくれるため患者からも非常に評判が良い先生です。

ニキビ・ニキビ痕治療の特徴

ニキビのタイプやできてしまった原因は人によって様々。しっかりとその人のニキビの原因を追究するために、丁寧な問診が行なわれます。
扱っている治療の種類は比較的豊富で、イオン導入やレーザーフェイシャル、ケミカルピーリングや注射、プラセンタ治療などがあります。一人ひとりのニキビの状態に合わせ、最適な治療を提案してくれます。また、凹んでしまったニキビ痕などについても様々な施術が用意されています。

ニキビ・ニキビ痕治療費用

レーザーフェイシャル 1回/22,000円
ニキビ痕レーザー 全顔/27,500円(額込み)

ゆかり皮フ科クリニックの
公式サイトをチェック!

【すなおクリニック】

カウンセリング~施術まで女性医師が担当

すなおクリニック

引用元:すなおクリニック
URL:http://sunao-clinic.com/

診療時間

10:30~19:00(土曜 10:30~18:00)
休診日
日曜

所在地

京都市下京区四条通寺町西入奈良物町375京都四条ビル3F

カウンセリング~施術まで女性医師が担当

自然な美を追求してくれる土屋院長

ここでは書ききれないほどの多くの資格を持っている土屋沙緒院長。得意としている施術は、上瞼、下瞼の美容手術です。やはり目の周りは美容クリニックでは重要な意味を持ちます。
モットーは自然な美を追求することです。
年齢相応の美しさを求めるため、そのモットーに賛同する人が多いようです。その結果、府外からカウンセリングに来る人も多いようです。

ニキビ・ニキビ痕治療の特徴

内服薬や漢方を使ったものからシャイニングピール、ピコフラクショナルレーザーといったマシンを使ったものまで様々な治療法があります。なかでもおすすめのニキビ治療は、シャイニングピール。最新レーザーピーリング治療で、弱い出力でレーザーを照射、表皮だけを均一に剥がせ、肌の奥深くまで届くので、毛穴を引き締めて肌のハリをアップさせる効果があります。

ニキビ・ニキビ痕治療費用

シャイニングピール 1回/49,500円
ピコトーニング 全顔/55,000円
フラクショナルエルビウムYAG 全顔/88,000円

すなおクリニックの
公式サイトをチェック!

美容皮膚科で行うニキビの治療方法を紹介

多くの方が一度はニキビで悩んだ経験があると思います。できるだけ確実に早く治したい、キレイな肌に戻したいという方は、保険適用外の治療を併せ て行うことをオススメします。「即効性と確実性」を求めるのであれば、ぜひ美容皮膚科に足を運んでみてくださいね。

ケミカルピーリング

ピーリング治療は、体外に排出されないニキビ跡部分の組織を排出させるために、サポートをしてくれる治療法です。ターンオーバーを促進させる効果、古くなった角質を排除する効果が期待できます。

ニキビ跡改善に効果を発揮してくれる治療法ですが、ニキビ自体の発生を抑えてくれる役割も果たします。

ピーリング施術後は多少のヒリヒリ感はあるようですが、すぐにメイクもでき、エステ感覚な気軽さが人気の理由です。 最近ではダイヤモンドピーリング(ニキビ跡に効果的)なども人気が高いようです。

副作用

  • 施術後の赤みやほてり
  • ピリピリした感覚が残る
  • 一時的に乾燥肌になる
  • 色素沈着のリスク

治療費用の目安

全顔1回:4,000~15,000円

ケミカルピーリングでニキビ跡を改善させるには、合計6~8回程度の治療が必要となります。

ケミカルピーリング治療と効果を見る

イオン導入

ビタミンCなどの美容成分を肌に塗って弱い電流を施す治療。電流により成分がイオンに変化し、肌の内部までよく浸透するため美肌に高い効果を発揮します。ニキビ治療においても、皮脂分泌を抑えるビタミンCを肌に浸透させることで、ニキビ内部に皮脂が溜まって悪化するのを防ぐ効果が期待できます。また、ニキビ痕の治療にも使われます。

副作用

  • 肌がかぶれる
  • 肌が乾燥する
  • 刺激感が残る

治療費用の目安

イオン導入1回:3,000~10,000円
ピーリング&イオン導入:7,000~12,000円

イオン導入は、ピーリングのアフターケアとしてセットになっていることも多い治療法です。イオン導入単体なら25回前後の治療、ピーリングとのセットなら6~8回程度の治療が必要となります。

イオン導入治療の方法と効果を見る

レーザー

レーザーをニキビにあてることで、小さな穴をあける施術方法。角栓などの余分なものを取り除き、内部を空気に触れさせ、菌の活性を抑えることができます。

レーザーの種類には「フラクショナルレーザー」「フラクセル」「アンコア」などがありますが、ニキビ跡によって適切なレーザーは異なります。ですが、フラクショナルレーザーは、その他のレーザーでも効果が現れなかった方でも、効果が期待できることが多いそうです。

ニキビ跡の治療方法としてはかなり有効ですが、ケロイドタイプのニキビ跡には適応外となります。

副作用

  • 凹みが残って傷になる
  • 色素沈着が起きる
  • やけどや水泡
  • 施術後の赤みや腫れなど

治療費用の目安

1回:5,000~30,000円

必要な費用や治療回数は、レーザーの種類によって異なります。CO2レーザーは1回の治療で効果が現れると言われますが、その他のレーザーでは、5~10回程度の治療が必要になることもあります。

レーザー治療の種類と効果を見る

LEDを使用した光治療

光を照射することによってお肌の組織を活性化させ、ニキビ跡の改善を目指す治療法です。詳しい効果は光治療器の種類によりますが、凹凸・クレータータイプのニキビ跡よりも、赤みタイプ、色素沈着タイプに適しています。

代表的な光治療器の種類としては、「フォトフェイシャル」「ジェネシス」「フォトRF」などが挙げられます。これらの治療器はニキビ跡改善の他に、くすみやしみの改善、お肌のキメを整えるなどの効果も期待できるでしょう。

青色・赤色のLEDはニキビの治療に使われます。ニキビの原因「アクネ菌」の殺菌作用を持っているのが青色。免疫細胞の働きの一部を向上させる作用を持ち、ニキビの炎症による赤みを緩和させるのが赤色です。目的に合わせてこれらの光を肌に照射し、光エネルギーを皮膚深部まで到達させることでその効果を発揮させます。

副作用

  • 施術後の赤みやほてり

治療費用の目安

1回:5,000~10,000円前後

LEDは様々な色のものがありますが、どの色も治療費用はほぼ変わりません。ニキビ跡改善のためには、約10回程度の治療が必要です。

LEDを使用した光治療と効果を見る

フォトフェイシャルアクネス

一定の波長の光を顔全体に照射する施術方法。顔全体に光をあてるのですが、ニキビ以外の周りの組織に影響を与えることは一切ないため、安心して行える治療方法です。ほとんど痛みもなく、赤にきびの状態でも施術を行うことができ、すぐにメイクもできる優れものです。

フォトフェイシャル(光治療、IPL、フォトRF)の効果を見る

点滴

ニキビを根本的に治療する方法ではないですが、他の治療の補助的な位置づけで取り入れているクリニックもあります。点滴に用いられる薬剤としては、「ビタミン」「プラセンタ」の2種類が主流です。

美容皮膚科での基本的な施術内容をご紹介しましたが、最近は光治療も進化し、LEDを利用したものなど、様々なものがあります。ニキビの症状にあった治療がありますので、自己判断ではなく、まずは医師に相談してみましょう。

副作用

【ビタミン】

  • 点滴時の痛みや吐き気、頭痛
  • 点滴による感染症や内出血
  • 眠気

【プラセンタ】

  • 発疹、発熱
  • かゆみ
  • ニキビ

治療費用の目安

【ビタミン】
25~30g:10,000~27,000円

【プラセンタ】
1回:3,500~5,000円

プラセンタ点滴は2~3回で効果を実感することが多いとされますが、ビタミン点滴は回数を重ねるごとに効果が現れるため、定期的な継続が必要となります。

点滴による治療の種類と効果を見る

美容皮膚科で行うニキビの治療のメリット

正しい状態を把握して適切な治療を受けることができる

ニキビといってもその原因や症状はさまざまなので、正しい治療を行わないと悪化してしまうこともあります。

セルフケアに心を砕いてもなかなかニキビが改善されないという人は、原因の把握と治療法を間違っているのかもしれません。

美容皮膚科でニキビ治療を受ける際には、ニキビがどのような状況かをきちんと診察し、理解した上で治療を行いますので、セルフケアと比較すると改善する可能性がはるかに高い点は大きなメリットだと言えます。

炎症を起こしているニキビに必要な治療法は何か、例えば効果の高い外用薬な内服薬を処方するにあたっても、ニキビの種類を理解することはとても重要です。

より効果の高い治療を受けることができる

セルフケアの場合、ドラッグストアやコスメショップなどで購入した商品を使用してケアを行いますが、病院で行われる治療と比較すると効果が低いというケースが多いのではないでしょうか。

例えば、肌に不要な角質を取り除き、ターンオーバーのサイクルを正常にする効果のあるピーリングにおいても、市販のピーリングでは高い効果を得られないことがあります。

美容皮膚科で行われるケミカルピーリングであれば、特殊な薬品を使用して、正しい方法でしっかり肌の再生を促してくれるので、セルフケアよりも高い効果が期待できるのです。

ケミカルピーリングにおいても、ニキビの症状によって適切か、そうでないかと判断した上で行ってくれるので、治療を受けた後ニキビが悪化してしまうという心配がないのもメリットだといえます。

内服薬での治療を受けることができる

ニキビに効果があるとされる市販薬も販売されていますが、やはりニキビの状態によっては市販薬で効果が見られないことがあります。

美容皮膚科では、ニキビのタイプに合わせたビタミン剤や抗生物質などを適切に処方してもらえ、効率的にニキビを治療できる点も大きなメリットだといえるでしょう。

しかも、健康保険が適用されれば市販薬を購入するよりも安価で内服薬を入手することができます。

ビタミン剤においても、複数の種類を購入することを考えると、保険適用であればドラッグストアで購入するよりも安価で、有効成分の含有量が多いものを利用することができるのは助かりますね。

美容皮膚科で行うニキビの治療のデメリット

定期的に通うことが難しいケースがある

美容皮膚科が自宅や職場からアクセスの悪い場所にある場合、定期的に通うことが難しいことがあります。

最近では夜遅くまで開院していたり、土日も診療を行っているクリニックが増えていますが、地域によっては18時頃閉まってしまう、土日は休みというところもあるようですので、仕事をもっている人は通いにくいこともあるようです。

レーザー治療など、複数回治療を受ける必要がある場合には定期的な通院しなければなりませんし、経過観察の場合も同様です。

郊外には美容皮膚科が少ないことがありますので、近隣にクリニックがない人にとってはデメリットだと感じるかもしれません。

内容によっては費用が高いことがある

健康保険に加入していない人や、保険適用外の治療を受ける場合には、診察料がかなり高額になることがあります。

健康保険にはほとんどの人が加入していると思われるので、3割負担で治療を受けることができますが、ケミカルピーリングなど治療の中には保険適用外になるものも多いので、これらの治療を積極的に受ける場合は、セルフケアと比較するとお金がかかります。

ただし、できるだけ保険適用内の治療を受けたいと相談することは可能です。

参考: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/6/127_1261/_pdf

段階別・種類別のニキビのケア方法をチェック!

ニキビの段階によってもケアの仕方は少し変わります。根本的な治療は大きく違いませんが、ぜひ参考にしてくださいね。

初期のニキビ

角質の乾燥によるバリア機能の低下や男性ホルモンの関係で毛穴が収縮した状態。角栓が毛穴をふさいで皮脂が詰まりやすくなっています。

しかし、見てわかる段階ではないので、自分でも気付かないかもしれません。この段階のケアは、角質層を乾燥させないよう、保湿をしっかり行うことが基本です。

白ニキビ

角栓がふさいでしまった毛穴の中に皮脂が溜まりつつあります。自分の目でも確認できる段階です。もしこれが頻繁にできるようならば根本治療を検討しましょう。

また今後の予防のためには、女性ホルモン優位の状態をキープできるよう、ホルモンのバランスを調整する治療が有効です。すでにできてしまったものを取るには、医療機関での面法圧出が良いかもしれません。

黒ニキビ

毛穴の中に溜まってしまった皮脂が表皮から頭を出し、それが空気中の酸素で酸化して黒くなった状態です。白ニキビと同様に面法圧出で完治できます

長期的な予防を検討するなら、ホルモン治療が有効。この段階よりもさらに悪化すると、炎症を起こしてしまうので、この黒ニキビが頻繁にできるようなら早めにクリニックに相談することをおすすめします。

赤ニキビ

炎症で赤く変化したニキビ。これを放置するとニキビ痕になってしまう恐れがあります。また、自分で潰すのも絶対NGです。

この段階までくると炎症を止めないかぎり完治はしません。そのため、クリニックではステロイドなどの処方もされるでしょう。根本的な治療をするには、やはりホルモン治療が有効です。

黄色ニキビ

炎症がさらに悪化し、膿んで黄色くなった状態。ここまでくると重症です。できるだけ早めにクリニックで相談しましょう。男性ホルモンを抑える薬で症状を緩和するなど、強力なホルモン治療が選択肢に入ります。ちなみに、黄色ニキビを潰すとニキビ痕になる可能性が高いので、要注意です。

「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」の違いとは?

ニキビには、大人ニキビと思春期ニキビがあります。この2つの違いについてわかりやすく紹介します。

大人ニキビ

一方大人ニキビは、男性ホルモン優位の状態になることによって、角栓が毛穴に詰まりやすくなることが原因。また、肌が乾燥して角質の水分量が減ると、バリア機能が下がるので、よりニキビができやすくなります。

ケアとしては、保湿とホモンバランス調整が重要。乾燥を防ぎながら、女性ホルモン優位の肌を目指す必要があります。

思春期ニキビ

思春期ニキビは、未熟な毛穴に皮脂が溜まることでできてしまうもの。皮脂量のコントロールで予防・治療ができ、基本的にはノットオイリーな肌質へ改善することが治療として求められます。

治療法別・ニキビ治療の期間と注意点

ニキビ治療には大きく分けて3つの治療があります。治療法ごとにニキビが治るまでの期間と注意点を調べました。

自然治療(ほっとく治療)

治るまでの期間:未定

肌の自己回復力や免疫力に頼る方法です。生理周期によるホルモンバランスの乱れは自然に整うため、自己回復力に頼っても問題はないでしょう。しかしほかの原因で自己回復力を頼るのはNGです。過剰な皮脂分泌の原因が食生活やストレス、腸内環境の悪化によるものなら、そもそも自己回復力や免疫力は低下しています。それぞれのトラブル原因を排除し、自己回復力のアップを図りながら、できてしまったニキビのケアを行なうことが大事です。

自宅治療(市販薬など)

ここでいう自宅治療とは、市販薬の塗布や生活習慣の改善などでニキビをケアすることを言います。

治るまでの期間(市販薬):5~6日

市販のニキビ治療薬の使用説明書を確認すると、「塗布後5~6日経っても症状が改善されない場合は、医師や薬剤師に相談するように」といった注意書きがあります。ニキビの症状が長引くとシミや凸凹肌の原因になるので、早めの判断が重要です。ニキビ痕の症状が改善されない場合は再発の可能性があります。

治るまでの期間(生活習慣の改善):1カ月以上

生活習慣の改善で体調を整えることは基本中の基本です。しかし、ターンオーバーを正常に戻すのに最低1カ月は必要。年齢が上がると基礎代謝力が落ちるので、さらに長期化する可能性があります。生活習慣の改善はあくまでも補助的なものと捉えましょう。

ニキビ痕の治療:未定

ニキビ痕が残ってしまい凸凹肌になった場合、毛穴が詰まりやすくなります。ニキビの再発にもつながるので痕の治療は大切ですが、自宅治療では限界があるでしょう。早めの通院をおすすめします。

ニキビができる原因とは?

ニキビに悩んでいる方、ニキビ跡が残ってしまった方こそ必見!ニキビにもいろいろな種類があり、その原因もひとつではありません。ニキビを無くすには原因から理解しておくといいですよ。

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ニキビ予防にはストレスケアが大事です。人間の肌にはバリア機能があって、外界の刺激や汚染から肌を守る役割があります。ストレスが増加すると、このバリア機能が低下し肌トラブルを起こしやすくなります。普段なら防御できる刺激や汚れを、ダイレクトに受けてニキビができてしまうのです。

ストレスによるニキビを予防するには

まずストレスの原因(ストレッサー)を確認しましょう。

仕事にストレスを感じているなら、仕事の進め方を見直すべき。対人関係なら話し合いをするなど、原因解決を図りましょう。一人でやろうとすることがストレスなら、誰かを交えて進めるのも良い方法です。ストレスの原因を取り除くことで、ニキビの悩みが解決されるかもしれません。

生理

生理前に黄体ホルモンの分泌が盛んになり、皮脂分泌が活発になることがニキビの原因です。

生理にまつわるニキビはどうケアする?

生理周期にあったスキンケアを取り入れましょう。顔全体は普段からお手入れをしているでしょうが、顎のラインは盲点です。いつもより範囲を広く丁寧な洗顔を心がけ、過剰な皮脂よごれを落としましょう。洗顔後は化粧水や乳液をお忘れなく。乾燥はさらなる皮脂分泌を招きます。

睡眠不足

睡眠不足によってホルモンの分泌が狂い、肌のターンオーバーに影響が出ます。新しい皮膚に生まれ変わりにくくなるので、毛穴に古い角質がかぶさってニキビができやすくなります。

睡眠不足によるニキビを予防するには

ターンオーバーを正常に戻すことが大事です。質の良い睡眠を十分な時間数取るのを意識してください。午後10時から夜中の2時まではお肌のゴールデンタイムと言われています。この時間帯は意識して睡眠をとりましょう。

思春期

成長ホルモンや性ホルモンが皮脂線を刺激することで、過剰な皮脂分泌が起こります。その皮脂を餌にアクネ菌が繁殖するので、思春期の肌は常にニキビの危険性が高いのです。

思春期ニキビのケアについて

過剰な皮脂を洗い流すのが大事なのと同時に、洗い過ぎないのも大事です。乾燥や刺激によりさらに皮脂分泌が促されてしまうからです。

アクネ菌の繁殖

アクネ菌(ニキビ菌)は健康な毛穴の中に常在している、皮脂を大好物にしている菌です。毛穴の出口が角質化してふさがると皮脂が排出されにくくなり、アクネ菌が増殖した結果ニキビになります。放っておくと炎症が広がりニキビ痕が残ることに。健康な毛穴を保つためには、ぬるま湯洗顔や日焼け防止などが良いとされています。

偏った食生活

偏った食生活による栄養バランスが崩れは、肌トラブルの原因の一つです。ビタミンやミネラルが少ない食生活は、肌のターンオーバーを狂わせてしまいます。糖分の取りすぎは肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンに、じわじわと影響を与え、肌老化を早めると言われています。脂質の摂りすぎは腸内で悪玉菌のエサとなり、肌荒れを引き起こしやすくなるとも。バランスの良い食事はニキビの予防につながるのです。

腸内環境の変化

腸内環境が悪くなるとお肌にすぐ影響が現れます。悪玉菌が増えると便秘になり、老廃物の排出がうまくいかなくなります。そうなると身体は肌を通して排出しようとするので、ニキビや肌荒れを引き起こすことに。適切な肌ケアをしているにも関わらずニキビができる人は、腸内環境の悪化を疑う必要があります。

腸内環境が悪くなる原因

腸内環境の悪化には、ストレスや食生活の偏り、運動不足などいろいろな原因があります。原因が複雑に絡み合っているパターンが多いので、改善には時間と取り組み方の工夫が必要です。ニキビ治療のための取り組みが身体の健康につながります。腸内環境を良くすることは常に念頭においておくと良いでしょう。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアとはどういったものがあるでしょうか。

毛穴の閉塞(毛穴詰まり)

ホルモンバランスや食生活の偏りなどさまざまな原因で皮脂が過剰に分泌され、適切なケアをしないまま放置すると毛穴をふさいでしまいます。そこでアクネ菌が増殖し始め、ニキビになるのです。かといって皮脂を落としすぎると肌のバリア機能が弱くなってしまうと悪循環に。余分な皮脂のみを落とす優しい洗顔で、毛穴詰まりを防ぎましょう。

角質の損傷

洗いすぎると角質層の上にある皮脂膜を剥がしてしまいます。それにより角質層がむき出しになり、炎症を起こしてしまうのです。丁寧に洗顔しているのに一向にニキビが治らないという人は、すでに炎症を起こしている可能性が高いです。毛穴詰まりを防ぐのと同様に優しい洗顔でお肌(角質)を守りましょう。

炎症の悪化

ニキビになったところをむやみやたらに触ったり、ニキビの芯を押し出そうとするのは厳禁です。ニキビ周辺の弱っている肌に刺激を与えてしまい、炎症がひどくなります。適切なケアがないとシミや凹凸として残る可能性もあるので注意が必要。ニキビができたら触らず、洗顔とお薬で対応するのがベストです。

ニキビ跡の種類

凹凸・クレータータイプ

肌に凹凸ができていて、クレーターのようにでこぼこしている状態のニキビ跡です。毛穴の周辺部分が盛り上がってしまうことも少なくありません。

凹凸・クレータータイプのニキビ跡ができる原因は、ニキビができたときの炎症によって真皮層の組織が破壊されてしまったこと。コラーゲンが変性することによって、毛穴の形が保てなくなって現れます。

このタイプは、クレーターの深さや炎症の大きさによって、さらに「アイスピックタイプ」「ボックスタイプ」「ローリングタイプ」の3つに分けられます。

赤みタイプ

お肌の表面に血液のような赤い部分ができるニキビ跡です。赤みタイプのニキビ跡が残っている場合は、まだニキビが完治しておらず、お肌の奥の方で炎症が続いている可能性があります。

また、赤みタイプのニキビ跡が残るその他の原因として、毛穴の周りに血液が溜まっている、毛細血管が拡張して血管が透けて見えているなども挙げられるでしょう。

ニキビの炎症が悪化して細胞が破壊された場合、その細胞を修復するために毛細血管が集まり、皮膚表面に赤みとして現れることがあるからです。

色素沈着タイプ

お肌に赤色以外の色が残っているニキビ跡のことで、赤紫色、茶色などの色になることが多いでしょう。

色素沈着タイプのニキビ跡ができる原因は、肌に残っている色によって異なります。赤紫色の場合は、ニキビの炎症によってお肌の奥で出血が起こり、その血液が酸化することによって赤紫色が現れます。

もしも、茶色のニキビ跡が残っていた場合は、ニキビの炎症からお肌を守るために分泌されたメラニン色素が、体外に排出されずに沈着したことが原因です。もしくは、赤みタイプのニキビ跡に紫外線が当たり、茶色に変色した可能性もあります。

しこりタイプ

皮膚の下に硬いしこりが残ってしまうタイプのニキビ跡で、ニキビが長期化した後に現れやすいと言われています。

しこりタイプのニキビ跡が残る原因は、炎症によってダメージを受けた組織を修復するために、コラーゲンが大量に生成されることです。コラーゲンはお肌を再生させる能力を持ちますが、余分に生成されるとしこりになってしまいます。

このタイプのニキビ跡はセルフケアが難しいので、改善したい場合は皮膚科を受診することが一番の方法でしょう。

ケロイドタイプ

皮膚が赤く盛り上がったような状態になってしまうタイプで、ニキビ跡の中でもかなり重症だと言えます。

ケロイドタイプのニキビ跡ができる原因は、しこりタイプと同様です。ニキビによって重度の炎症を受けたお肌が、損傷した部分を修復するためにコラーゲンをたくさん生成することによります。

コラーゲンをたくさん生成したものの、お肌の修復を正常に行うことができず、余ったコラーゲンが蓄積された結果がケロイドタイプのニキビ跡です。こちらも、セルフケアで改善することは難しいでしょう。

総評

にきびの種類や原因、ケアの仕方などを紹介しました。

にきびは自然に治ることもありますが、繰り返しできたり、シミや痕になったりと肌の悩みを増やしてしまう原因になりかねません。のちのち後悔しないためにも美容皮膚科の力を借りて、ニキビ治療に取り組むのをおすすめします。