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当記事では、美肌治療におけるダウンタイムや見られやすい症状、注意点などについて説明していきます。
施術を受けてから、いつもの生活に戻るまでの期間のことをいいます。ダウンタイムで見られる症状や期間には個人差があり、肌の状態や施術する内容によっても異なります。
見られる症状には、腫れや内出血などが挙げられますが、顔の場合はメイクできない可能性があるため注意が必要です。
カウンセリングなどで、期間や起きやすい症状について確認し、自分のスケジュールも考慮しておくようにしましょう。
ダウンタイムで見られる主な症状は、痛みや腫れ、赤み、内出血などが挙げられます。
施術した内容によっては一定期間、洗顔やメイク、入浴、運動、飲酒などが制限されることもあります。症状の程度や期間の長さは個人差があり、体質や体調によって異なるのが特徴的。
なお、切開を伴う施術や、強い光などを浴びる施術内容の場合は、期間が長引きやすく症状が重くなる可能性があります。その一方で、施術部位への負担が少ない治療の場合は痛みや赤みなどの症状が見られないこともあるのです。
ダウンタイムによる負担を軽くおさえるためには、適切なアフターケアが大切です。施術を受ける前に、アフターケアなどについてしっかり確認しておくとよいでしょう。
レーザー治療は施術部位への負担が大きくなりやすく、ほかの治療よりダウンタイムも長引きやすい傾向があります。
光エネルギーによって、シミやそばかすなどの改善を目指す治療法。痛みやダウンタイムはほとんどないとされており、施術後すぐにメイクが可能なケースもあります。
ケミカルピーリングは、薬剤を肌に塗布することによって古い角質や毛穴の汚れを取り除きターンオーバーを促す治療です。ダウンタイムはほとんどないのが特徴的。
超極細針を用いて肌に小さな穴を開け、肌の自然治癒力を高める治療法です。ダーマペンを受けた後、2~3日間は、ヒリヒリやかゆみなどの症状が見られることがあります。洗顔やメイクは、施術後~12時間は不可能です。
参照元:イデア美容皮膚科クリニックダーマペンの場合、部位や皮膚の厚み、肌質などによってダウンタイムが異なります。美白やニキビの改善を目指す治療では、0.2mm~0.7mmの短い針を用います。ダウンタイムはほとんどないか、出たとしても1~2日でおさまります。
小じわやはりの改善を目指す治療は0.8mm~1.4mmの針を用いるケースが多いです。2~4日ほどでダウンタイム終了になります。
参照元:渋谷の森クリニックケミカルピーリングは痛みや副作用が少ない治療法のことであり、ダウンタイムはほとんどないのが特徴的。しかし、施術直後に軽度の赤みや刺激などが生じたケースがあります。
レーザートーニングの場合、腫れや赤みが少し残るケースもありますが、数日で改善する事例が多いです。メイクは直後からでも可能ですが、腫れや赤みなどの症状が強く見られる場合、数日は控えてください。
シミ取りを行った部位は、なるべく刺激を与えないようにすることが大切です。クリニックで貼ってもらった保護テープやかさぶたを剥がすのはNGです。傷がよくならないうちに保護テープやかさぶたを無理に剥がすと刺激になるため、注意しなければなりません。患部の炎症が起きて傷跡が残ったり、色素沈着が生じたりするリスクがありますので、ご注意ください。
入浴や飲酒、運動は、血行を促す効果があります。このような行動をとると、施術部位の血行も良くなり、腫れや炎症が長引く可能性があるのです。
また、体温が上がって発汗すると傷口に汗が入る可能性もあります。血行が良くなる行動は控えるようにするのが望ましいです。
保護テープが張られた状態であっても、洗顔や入浴は可能です。しかし患部を強くこすらず、保護テープやかさぶたがはがれないように、優しく洗ってください。施術後の肌はとても敏感な状態ですので、洗顔料は肌に優しい成分のものを使いましょう。洗浄力の強いものやスクラブ入りのアイテムは、刺激が強いため避けるようにしましょう。
シミ取りを受けた後のダウンタイム中は、なるべく紫外線を浴びないようにしましょう。それは、患部に傷ができた状態と同じため、紫外線の影響を受けやすくなっているからです。
日焼け止めをしっかりと塗ったり、UVカット機能が付いた日傘を用いたりして、なるべく紫外線を避けるようにしてください。
美肌治療のダウンタイムは、施術によって異なります。見られる症状は個人差がありますので、施術内容をしっかり理解し、ダウンタイムが重く出る可能性も考慮して計画を立てましょう。